仕事を早めに切り上げて、下鴨にあるcafe yugueへ。
工藤冬里さんと愉快な人々、のライブに行ってきました。


土地勘がまだ戻らず、
通り(御影通り)の位置を間違ってしまい(北大路から南に下がらず逆に北上)、
30分ほど遅刻。2年前までは頻繁に通っていたところなのに、
忘れていたということにショックを受けました。



それはさておき、ライブは月曜の夜というのに大盛況でした。
工藤さんのギターとボーカル、そしておそらく初顔合わせになる
キーボードとサックスの絡み(絡めてない部分もふくめ)もとても素敵でした。


「圧倒的なものは、笑える」ということを僕はかねがね持論にしているのですが、
工藤さんの音楽は、大きさで言うと「ちいさ」いのに、ものすごく自由な広がりを感じます。
点の宇宙、とでも呼ぶべきでしょうか。


観るたびに、すごいな、と思うのです。そして笑ってしまうのです。
いま一番追いかけたい音楽家かもしれない。


あと、初めて工藤さんの書いた楽譜を見ました。衝撃でした。


いまサンレインにある工藤作品は、マヘルを含め5タイトルだけですが、
そのなかから、今日のオススメはこれ。


http://www.sunrain-records.com/catalog-2301.html


ピアノによる即興。
現代音楽なのか、フリージャズなのか、はたまた子供の遊戯なのか、
そのどれもであって、どれとも違う、それはもう不思議なソロアルバムです。