メトロから帰ってきました。

どのバンドもとてもよかったです!
「鯨」は初見でしたが、OUT AT BEROのクラモチ君が参加するバンドでした。
CD戴きましたので、近々入荷すると思います。


morningsは初めての京都にして、
お客さんをしっかり巻き込む好テンションのライブ。


スイセイノボアズは出音がめちゃくちゃ良かったです。
レコ発ならではの良い雰囲気でした。
思い返せば、初めて彼らを京都に呼んだのも、
今回の主催のスイセイノボアズと、スーパーノアだったんですよね。
MCではボーカルの石原君もそのことについて感謝を述べていました。

こういう繋がり方は、いいなあとしみじみ思いました。


さて、morningsの音源です。
サンレインで現在取り扱っているのはARTLESS NOTEとのスプリットだけですが、
これがまた素晴らしいので紹介しておきます。
以前の日記で、吉田さんが取り上げていらっしゃるので、そのコメントももう一度。


猛特訓でしょう、これはもう。メーター振り切れっぱなしのハイテンションで鳴らされる奇妙なリフ!うにゅうにゅガキガキボコボコといった感じ(笑)ボーカルのタイプはPOLYSICSハヤシ風。結果ボーカルのリフレイン(これも全くの意味不明)がフックになっていて、ポップな全体像を形作っている。とにかく演奏上手い!THE MORNINGS。京都のFLUIDや山形のSHIFTなんかに呼応する形にも聴こえる、プログレッシヴ・ファスト・コア。そして90年代以降のメジャーなJ-ROCKと東京のアンダーグラウンドを力ずくでミックスしてしまったようなARTLESS NOTEも凄い曲が並んでいる。KIRIHITOタイプのギター+ドラムによるシンプルな構成で変態リフが鳴らされ、サビに突入するとまるでくるりみたいにポップなんである。前奏、間奏はON AIR、NGだけど、サビだけならチャートインしそうである。両者とも、とにかく2008年の東京アンダーグラウンドを象徴するかのような楽曲が並び、非常に興味深い。何かの生き物の進化の過程を見させられているような、図鑑みたいなスプリット盤。これは聴いておいたほうがいいと思う。ここをスタート地点にしてまだまだ変な方向にぶっ飛びそうだ。