【新入荷】
whales / The great mind in the waters
http://www.sunrain-records.com/catalog-2919.html

DJ YAZI / THROWING DOWN A SHAPE
http://www.sunrain-records.com/catalog-2920.html

BLUE BERRY / KILLER SOUNDBWOY MURDER THEM
http://www.sunrain-records.com/catalog-2921.html

HOSE / S.T.
http://www.sunrain-records.com/catalog-2922.html

the coffee group / the coffee group
http://www.sunrain-records.com/catalog-2923.html

【再入荷】
HIKARU / Not-hansei
http://www.sunrain-records.com/catalog-1958.html

BLUE BERRY / DUB ZOMBIE
http://www.sunrain-records.com/catalog-1572.html

DJ KEN (MIC JACK PRODUCTION) / STONED IS THE WAY OF THE WALK
http://www.sunrain-records.com/catalog-1574.html

DJ QUIETSTORM / 円山MIX
http://www.sunrain-records.com/catalog-2103.html

VIZZA CASH MONEY / KING OF HERRING
http://www.sunrain-records.com/catalog-1781.html



この二日間、nano(サンレインの下にあるライブハウス)では「JUMP!」というイベントが行われておりました。


ビルの一階(ライブハウス)と二階(バー)の2フロアを使って、交互に演奏してゆくという仕組みで、ぼくも仕事の合間にライブを見たり、物販ブースの片隅を使って新古品のCDを売ったりしていました。


文字通りオールジャンル、ポストハードコアからオーセンティックスカまで出演しているイベントで、見たことのないバンドの演奏を見、聴いたことのない唄うたいのうたに耳を傾けるのは、ほんとうに刺激になりました。


会場からはUstreamでの配信も行われていましたが、そんな中で主催のLOW-PASSがステージで口にした「これはダイジェスト版です。また、それぞれのバンドを見に、ライブハウスに通ってください」という内容のMCが、とても印象深かったです。


このところ「現場」ということが、さまざまな文脈でよく語られます。
(以前このブログでも紹介しましたが、磯辺涼さんは「ライブハウスやクラブが現場のすべてではなく、ある人にとっては毎日の仕事のあと、眠りにつく前にヘッドホンで音楽を聴くその一時間こそが現場である」ということをおっしゃっていました)
ミュージシャンにとっての「現場」は昔から多岐にわたっていて、リハーサルスタジオであり、レコーディングブースであり、ライブハウスであったわけですが、いまはそこにMyspaceYOUTUBE、そしてUstreamまでが加わりました。いずれにせよ、すべての音楽は「聴かれる」ことによって成立している(おそらく)わけで、逆に言うと聴かれるための場すべてが、「現場」なのかもしれません。


ただ、そのなかでもとりわけ、人間から音が発せられ、人間に吸収されていく光景をダイレクトに体験できる空間は、演奏者にとってリアルタイムの会話であり、とても貴重な場所であって、この二日間はその「場所」にたいする主催/バンド/お客さんの愛おしさが伝わってきて、よかったです。
その上で、こうやってその場所に居られない(なかった)人のために、生きている人間(ミュージシャン/DJ)の奏でている音のありかを目撃することの意味を感じられるありがたみがあるのでないかと。

この映像は昨年3月のYOMOYAのライブ映像ですが、今宵の彼らはここからさらにシンプルかつ自由な「名演」でした。


人間のやっていることは、変わってゆく、進んでゆく(ときには後退もする)からこそ、素晴らしいのだと思います。聴く側も日々変わりながら、様々な「現場」を自由自在に追いかけ、出会ってゆきたいなあと思います!