こんばんは。
久々の更新です。


先月末から、東京→京都→福岡→大分→佐賀→京都→東京→京都と、
桃鉄ばりの行ったり来たりを繰り返していました。


夜行バスの値段もずいぶん下がり、スペックも向上した(乗りませんでしたが、ついに「2列シート」の車両が登場したそうです)とはいえ、やはり揺られ続けるとさすがにきついです。今日は疲れが出て、体が鉛みたいでした。

留守中にいただいたご注文は、8/5までの分を発送しました。明日にはすべてお送りできると思いますので、お待ちください。
溜まった新入荷商品も、なるべく急いでアップしてゆきます。


今日は、アクセル長尾氏が世界各地の音楽から最近のお気に入りを紹介する「From Hilltop to world music」シリーズ8月分が到着。

http://www.sunrain-records.com/category-74-1.html


このシリーズを、ぼくは毎月ほんとうに楽しみにしているのですが、
とくに今回のコレ↓は、季節柄にもぴったりでして、疲れた体にはとにもかくにも染みました。ぜひ。

ABLAYE CISSOKO / DIAM
http://www.sunrain-records.com/catalog-2934.html


ユッスー・ンドゥールを生んだ音楽大国、セネガルのコラ奏者の弾き語りを収めたアルバムです。コラとはギターの原型とも言われている弦楽器で、ボディーにはくりぬいたひょうたんが用いられ、弦は左右合わせて21本。日本でいうと琴のような音色を想像してもらえればよろしいかと。このABLAYE CISSOKOというコラ奏者は、グリオ(世襲制の職業音楽家で、古くから歴史や生活教訓などをメロディーに乗せて人々に伝える役割を果たしている)の家系で育ったため幼い内からコラに親しみ才能を延ばしてきたアーティスト。
さて、聞いてもらえれば分かるのですが、このコラの響きはもの凄くヒーリング効果があります。僕の中でこういったアフリカの楽器の響きはアンビエントのような気持ちよさを感じるのです。僕が今の会社に入って間もない頃、このCDをよく聞いていました。会社の片隅で忘れかけられていたような存在でしたが、僕は前々からコラやバラフォン(これも西アフリカ一帯で親しまれているひょうたんのぶら下がった木琴)の音色が大好きだったので、このCDを見つけてからというもの、会社に朝一で来て、社長やら他のスタッフが来る前などに一人でこのCDを聞いて随分と癒やされていたものです。
あまり知られてないことですが、アフリカ音楽と一口に言っても、トラディショナルからポップスまで非常に多様性があります。それぞれの国によってもかなり相違があり、原語も民族も多様なので一概には言えないですが、アフリカの音楽は大地を感じさせたり、広い景色を想起させるものが多く、だからこそ東京のような狭い土地で育ったオレのような人間にはその尊さが身に染みるようなんです。飾り気が無く、素朴で、土臭くて神聖。
リラックスできるタイミングで是非この美しい音源を楽しんでみてください。(アクセル長尾)



それから、月刊サンレインの8月号が出来上がっております。
明日から配布を開始します。詳細はもうしばらくお待ちくださいませ。