山本達久vol.22

今日は暑いです。sunrainではもう冷房最強で快適空間を作っています。余ってるUSBケーブルなんぞもありますので、喫茶店みたいに利用したいお客さんも大歓迎ですんでお気軽に。


オススメ商品↓


藤井郷子trio/JUNCTION

ニューヨークで最も注目されている中堅アーティスト3人によるアンサンブル。トニー・ウィリアムス以降の逸材と言われるジム・ブラック。スティーヴ・コールマン、ジョン・ゾーンらの世代の代表的ベーシスト、マーク・ドレッサー。作曲家としても世界的な注目を集めるピアニスト、藤井郷子。この3人のシャープでディストラクティヴなインプロヴィぜーションは正に必聴。(タワレコ評より)


とにかくJimBlack(dr)スゴイ!の一言に尽きます。僕もドラム叩くのでもう完全にドラマー贔屓ですが、ジャズとパンクとアヴァンポップと現代音楽を一挙に!!という内容で気持ちがいいです。色んな小物を上手〜く使って、マジシャンのように演奏するのでライブも相当おもしろいですよ!


youtube JIM BLACK solo acoustic drum
http://jp.youtube.com/watch?v=oY0x9KFLb6Q

satoko fujii myspace
http://www.myspace.com/satokofujii



そして店には置いていないオススメCD↓


Nik Bartsch's Mobile/aer

「Rea」と同年に録音された、文字通り対を成すかのような6作目「Aer」。ベースが不参加、パーカッションも一時交代、SHAが正式に参加、と、同じ4人編成ですが微妙に異なるRONIN。ECMデビューへの布石として聴くのはもったいない、高い完成度を誇る名作です!Kaspar Rast(ds), Sha(bcl, as), 222Mats Eser(Marimba, Per)。(HMV評より)


上記ではRONINとなってますが、4人編成でマリンバが居る時はMOBILEという名前になります。ピアノミニマルの新世代、またはライヒのやってることを完全アコースティックでクラブライクに昇華させたニック・ベルチュ率いるユニットのドイツ盤です。RONINは叙情的な旋律が目立ち、ベースラインがあることで、ファンクの要素もふんだんに含んでいますが、このmobileは、マリンバが入ることによって、より点と点の複雑複合拍子な音楽に仕上がっています。トラック2のmodule18はRONINを含めても圧巻のトラック。ニックが絡むユニットはこのmoduleと呼ばれる曲の番号の連続で成り立っていて、番号と番号を繋げてライブでは演奏したりします。前に演奏していたmoduleの性質や性格を次のmoduleに引き継いだりするので、同じ番号でもライブによって印象が違います。ある意味、ツェッペリンやジミヘンがやってたようなジャムってどんどん曲が変わっていく感じに似ていて、音楽の醍醐味ここにありな感じが大好きです。

RONINしかないのですが、一応nikのmyspaceということで
http://www.myspace.com/nikbaertschsronin


山本達久