ジャケットについての異常な愛情。

昨日のブログでゆーきゃんが書いていた、

「音楽を端的に見事に表すジャケットがあってはっとします。」

という下りに「うんうん」と頷きまして、私もそんなジャケットを紹介します。

特にこれがレコードだとよりいっそう素晴らしいんですよね。レコードはかさばるのでめんどくさいと思った時期も正直ありますが、見開きジャケ、変形ジャケ、または立体になるジャケなど、音楽を梱包しているだけのものと違い、ジャケも(時には紙質とか)含めた総合的な作品というか。。まぁ、こんなこと誰も興味ないですね。。それでもいいです。

まずはこれ。

FREE/FREE

素晴らしい。。
このジャケットは「ヒプノシス」というイギリスのデザイングループによるものです。あまりにも有名ですね。
ヒプノシスの作品集を見ていると音楽と切り離した部分でもすばらしいアート(とか全く詳しくないですが)というか
観ていてワクワクします。ピンクフロイド、イエスウィングス、日本人では松任谷由美やら。
みなさんもご存知であろうジャケットを多く手がけてます。ピーターガブリエルの「1」のジャケットなんかはずーっと観ていたいくらいです。

ここのサイトで有名なものみれます。どうぞ。
http://www.sound.jp/hipgnosis/yapwall/yhip.html


続きましてこちら。

パナマリミテッド/インディアン・サマー

こちらは中身を聴きながら見ていると余計にすばらしいかと。。こちらもヒプノシスです。確か。合成写真なのかな?
イギリスのアシッドフォークバンド。身体が不安定という心地よさに誘われるような感じです。


そして最後はこちらも夏ジャケット。

サニーデイ・サービス/サマーソルジャー

このジャケの男の人はずっと曽我部氏だと思っていたら違ったんですね。。
このジャケはシングルCDのものですが、
サマーソルジャー聴きながら、当時このジャケをじーっとみてました。まんじりともせずに畳に横になってベトベトする空気が
妙に心地よかった記憶があります。


どのジャケも中身を表すジャケットじゃないかと思ってます。
またその反対で、全く中身と関係の無いデザインとかも好きです。

最後にこれ。

エル・トポ

これは映画ですね。B級ムービーでいいですか?私はそう思ってます。
このデザインも素敵です。アレン・クライン(ビートルズストーンズのマネージャー)がプロデュースしてるんですね。
後期のビートルズ、ジョンが常に真っ黒ないでたちの時期があったけど、エルトポの影響なのかと思っていたらきっとそうなんでしょうか。


まぁー、なんとも、お金がなくてもレコ屋行って、ジャケットだけを吟味して中身を想像したりとかもいいかもしれません。


わたくしのやっている埋火の音源が(唐突ですいません。。)今月19日にリリースします。
このジャケットもなんでもないように見えて個人的には色々思案してデザインしてもらったりしておりまして。
ぜひ、手にとって見ていただけたらうれしいです。。

(ミシオ)