まずは今週のチャート。



1位 ECD / PRIVATE LESSON 5 -ACID SONGS-
2位 PANICSMILE / TIE-UP WITH PANICSMILE
3位 mojoco / だからゆくのさ
4位 やけのはら / Brilliant empty hours
5位 どんつく / ST
6位 突然段ボール / 渋谷CLUB QUATTRO LIVE1995/12/15
7位 ECD / 最近のリハーサル
8位 fresh! / fresh!
9位 スーパーノア / turn off your television
10位 YUDAYAJAZZ / MIX CD VOL.1 DIAPER CONCENTRATION


mojoco、先行発売が功を奏したか、売れています。
突段のライブ盤もいいですよー。




BLACK SMOKERの作品が新しく入荷しています。
というわけで今日のおすすめはこれ。




BLUE BERRY / DUB TONIC

闇のダブマスター=BLUE BERRYの9枚目となるミックス作品「DUB TONIC」。
76分のMIXに、THINK TANKのBABAによるプロジェクト"SKUNK HEADS"からギタリスト:JIMI MATUZAKI HAZEが参加。


いったいこの人はどんな耳をしているんだろう?と思うほど、
ひとつひとつの音につよい中毒性がある気がします。
重く、沈みこんでゆくような空気が74分続いても、一向にしんどさを感じない、
というよりもここから出たくないとさえ思うほどの気持ちよさを感じます。
MIXに対して時折かぶさってくるギターの合いの手がまたも絶妙。


サンレインのスピーカーはものすごくいい性能で、
こういう重低音の炸裂するレンジの広い音源を聴くと殊更、
作品の素晴らしさがよく分かります。



今日は百景が遊びに来てくれました。
彼らも東京に引っ越してきたのですね。4/29にはセカンドアルバムを出すそうです。
うちにも入荷しますので、チェックしてください。








今日も遅番に入っている佐野です

寒くなったり暖かくなったり寒暖の差が激しくて身体が付いていけなくなってます。

皆さんも風邪などひかれないように気をつけてくださいね

今日のオススメは

CINC / なんか※キラキラ

http://www.sunrain-records.com/catalog-1168.html

セルビア(旧ユーゴ)というと映画監督のエミール・クストリッツァ(昨年の来日公演は素晴らしかった!)がよく劇中に使っているバルカン音楽が有名だと思います。

このCINCはいわゆるバルカン音楽のようなブラスバンド系の演奏は無いんですが哀愁感漂う空気感は非常に共通点があるように思われます。

つい最近まで紛争が起きていたという土地の歴史がそうさせるのでしょうか。

しかしながら何処と無く哀愁を漂わせながら夢心地なサイケデリック感も持ち合わせ、アコースティックな楽器の演奏と男女混声のコーラスによって多幸感あふれる空間を生み出しています。

ドリーミーでサイケなフォーク・ポップスと書いてしまうと簡単に聴こえるかもしれませんがこのオリジナリティーはなかなか出会えるものではありませんよ。






佐野ヒロシ