傘がない

遅番吉野です。今日は佐野さんと一緒です。
さっきまで佐野さんがブログを書いてたんですが、
なしてか消えちゃったみたいでショック受けてるので交代しましたー。

今日ホント嫌味な天気なんで、ビールでも呑んで爽やかにいきましょー。



DEEJAY OM / Reheated Naan And Curry



このジメジメした日にさらに暑苦しい音楽です。

「俺はカレーを心から愛してるんだ!」の言葉にまず親近感全開ですが、
とりあえず上半身裸になって酔っ払いながら聴きたいです。

ジャケでもタイトルでも何でもいいですが、
このCDが気になったらまず期待通りだと思います。

リズムも面白いですが、それよりもメロディが楽しくて、
聴いていて飽きないです。
暑くなってきた。。

一人で聴いてクスクス笑えそうな感じで最高です。よ。
9曲目がたまんないです!
曲名が「ダンシング・ウィズ・ザ・レディーズ・オブ・ボンベイ
ボンベイ」っていう言葉が妙にドキドキするのは何でだろー。






先ほどブログの文章を書き終わった瞬間に何故か全部消してしまってしょげているおっちゃん佐野です。

昨日から低気圧にやられて体調が最悪で頭痛はするわ、だるいわ、って感じなのですが、もしかすると低気圧でなくって低音のせいで体調が悪いのかもしれません。

というのも先日の日曜日に恵比寿のリキッドルームにてSUN O)))、BORIS、ENVY、ISISなどの公演を観てきたからなのです。

その中でもとりわけSUN O)))とBORISが轟音を出していて耳栓をしないと辛いような常態で、でも、それが非常に心地よくって、というかむしろ夢見心地で轟音ノイズの音の粒子の中を泳いでいるような心持になったのでした。

所謂ドゥームやスラッジ、へヴィ・ロック、ストーナーと呼ばれるジャンルの中でも突出した演奏をしていると思われる二組の公演はまさに最高の一言だったのですが、まさかこんな後遺症にやられるとは......

今日はそんなドゥーム、スラッジ系の期待の新星のリリースがあったのでご紹介します。

ZENOCIDE / ZENOCIDE

http://www.sunrain-records.com/catalog-1948.html

古くはBLACK SABBATHに始まりSWANSを経由してCORRUPTEDにて一つの到達点を迎えたスラッジ、ストーナー系の音楽ですが、そんな先達に影響を受けながらも新しい表現を魅せてくれている注目株ZENOCIDEの1stアルバムです。

ドゥーム、スラッジからの影響を受けながらもクラストコア〜ノイズコア〜アンダーグラウンドヒップホップ〜アンダーグラウンド・ダンスミュージックまで幅広く飲み込んだ懐の深いサウンドを聞かせる彼ら。

このノイズの海に塗れているとダンスフロアーでイーブンキックに躍らせられ続けて朝を迎えた境地に似た心持がしてしまうのは何故だろうか。

出発点は違えども彼らとダンスミュージックには目指すところのベクトルに共通点が見出せるのは自分だけではないはず。

そんな懐の深いサウンドを聞かせてくれるノイズ・スラッジサウンドはなかなかないと思います。

コレは要注目の作品だと思いますよ。



佐野ヒロシ