8月サンプラーー 解説をアップしました。

そしてチャートです。どん。


1.オワリカラ / OWARIKARA3RD DEMO

2.ライカスパイダー / OUTTAKES 1986-1989 地を這う蜘蛛の如く

3.DREAM RAPS / BEST OF DREAM RAPS

4.ADVERSE / 2

5.見汐麻衣 / ひきがたり

6.タカハシヒョウリ / 大いに歌う

7.neco眠る / Even Kick Soysauce

8.dry river string / buried e.p.

9.ラジオのカクバリズム / JULY 2008

10.swaraga / DEMO CD-R


これを書いている間に、swaragaが売切れてしまいまいた。
BEST OF DREAM RAPSもラスト1枚です。いつになっても「正しい」発注枚数は永遠の課題です…
売り切れる、というのは僕らにとってもバンドにとっても嬉しいことなのですが!


突然段ボール1991年の名盤、「抑止音力」がP-VINEからリイシューされました。
http://www.sunrain-records.com/catalog-2370.html
これは、絶対に聴いたほうがいいと思いました。
僕らのように、ことばをもって音楽を語りたいと思う人たちにとって、
いまこのタイミングでもう一度現れてくれたこのアルバムは、スルーしちゃいけない気がします。


サンレインでは既にロングセラー化している「突然段ボール / 渋谷CLUB QUATTRO LIVE1995/12/18」と並べて。



遅番吉田です。ついつい熱くなります。今日も暑いのに。。

紛れも無く、日本のロックの最重要作の一つであるにも関わらず、長く続いた入手困難状態・・・。この国の妙なロックの優先順位と、どうしようもなく出口の無い商業主義の習慣を物語っている象徴的な出来事であった。が、しかし、とうとう、ついに堂々の復刻!!歴史教科書などでも後々の調査で、歴史が書き直される事が多々あるが、このアルバムが1991年に存在していた事実を知れば、我々は重要な見落としをしていた事に気付くだろう。これは本当に罪深い事だと思う。蔦木兄弟が80年代に時折休みながらも、日本のロックのホントにオリジナルな作品を完成させたのは折りしもU.Sオルタナティヴやマッドチェスターの季節だったのだ。こうしてリマスタリングされた本作を聴くと、楽曲の背骨となっているリズムマシンのドラミングは全然機械には聴こえず、当時何故かテクノ系(?)とカテゴライズされた事もあるというのが信じられない。リズムマシン使用ならテクノ、と簡単に言ってしまうメディアの悪習だ。そしてこれは徳間ジャパンというメジャーのレーベルからリリースされたものである。くだらないものをくだらない、とちゃんと断言するロック。そんなアルバムが日本のメジャーレーベルから出た最後の記録なのかもしれない。

次回出勤は13日早番でござります。
お疲れ様でした。
皆様、クーラー病にお気をつけください。