THIS IS IT!!!!
先週やっと見てきましたよ。
話題のマイケル・ジャクソンの映画、THIS IS IT。
あまりにも感動しすぎて、音楽にそんなに興味がない自分の母親も見に行かせてしまいました。
そんな母親が「あんなに真剣に表現の事を突き詰めて考えていたら、常人では考えられないストレスで眠れなくなるのは当然だよね。報道では色々言われてるけど、睡眠薬使ってたって事がよく理解できたわ」って言ってて、思わず自分もそうだよねーって思ってしまいました。
リハーサルなので、100%のパフォーマンスでは無いのにもかかわらず、歌唱力、表現力、ダンス、すべてが素晴らしすぎて、ただただ、圧倒されて涙が止まりませんでした。
そして、ダンスも歌も、自分が中学生のときにみたBADのツアーのときのパフォーマンスよりもすべてがさらに洗練されて、ビルドアップされて、いっそうパワーアップしていたことにも驚きでした。
上映期間が結構短いみたいなので、とにかく皆さん映画館で見てみてください。
できるならば、より大きいスクリーンがあって、より音響設備の整っているところで鑑賞することをおすすめします。
自分は新宿の映画館に観にいって、ここも、相当音が良かったのですが、上映期間中にもう一回、川崎のiMaxシアターに観にいこうと思っています。
それでは今日のオススメ
MIX NUTS HOUSE / Stand by Me EP
http://www.sunrain-records.com/catalog-2429.html
元々は関西を中心に活動していたバンド。
途中、中心メンバー林漁太の東京移住により、関東圏担当?メンバー、関西圏担当?メンバーとメンバーが増えたりもしたようですが、オリジナルの3人に戻って再デビューというこの作品。
林君の書く詞の世界がとにかく素晴らしいです。
曽我部恵一さんやコレクターズの加藤ひさしさんが描き出すような、洗練された青臭さとでも言えばいいのでしょうか。
普遍性があって、いい意味でポピュラリティーがある世界観は脈々と続く日本語ロックの歴史に明るい未来を予感させてくれます。
バンドで作り上げている楽曲もラモーンズのような朴訥さと後期ビートルズのように構築されたアンサンブルとメロディーが見事なバランスで両立していて、林君の詞の世界をいっそう引き立てています。
聴いているだけで気持ちがふんわりして心地よくなれる素敵な作品です。
明日は、早番にゆーきゃん、遅番に吉野君です。
佐野ヒロシ