3・25 nano 6th anniversary party the 19th night『LOVE』

良いイベントでした。
その中でもやはりマヒルノ、素晴らしかったです。


暗くてよくわからない写真ですが…
ボーカル赤倉(右)くんとベース河野くん(左)です。


いま、街中のスピーカーから、YOUTUBEから、マイスペースから、
音楽は当たり前のように流れ出しています。
けれど、いつだって音楽が生まれる瞬間には「奇跡」があるはずですし、
音楽を聴くという行為にも、耳が聴こえて、伝わるという奇跡的な過程があるに違いないのです。


たとえば、そこら辺のスーパーでも当たり前のように売っている大根にも土と水と光が必要不可欠で、
それを食べる僕らに舌がないと味が分からないのにも似ているのではないでしょうか?
あるいは、このブログ自体「ことば」が書き付けられて初めて僕の思いが述べられ
呼んでくださる方に目があって日本語を理解できて、初めてコミュニケーションが伝わる、そういうことにも似ている気がします。


つまり何が言いたいのかというと…
僕らはいつだって、

「明日耳が聞こえなくなるかもしれない、歌が歌えなくなるかもしれない、音楽を忘れ去る瞬間が来るかもしれない」


ということを―いや、それほど極端な話ではなくても、音楽を作る側、聴く側の双方が


「明日バンドが解散するかも、聴いてくれる人が一人もいなくなるかも、このライブハウス(このレコードショップも!)がなくなるかも、しれない」


ということを、忘れてはいけないのだろうということです。
もちろん、そういう危機感を抱いたつもりでいても、日々忘れ去って行く愚かさそのものが人間なのかもしれませんが・・・・
まずは自戒の念を込めて、書いておきたいと思います。
(いまは少しお酒が入っていることもあり、まとまらない文章ですみません)


とにかく「なぜ?」と思うほどに素晴らしいライブでした。マヒルノ、ありがとう!