ショップカードを発見しました。
表面はシール、裏面に高円寺のお店の住所が載っています。

店舗時代は結構人気だったこのカード、
もうとっくに配りきったかと思っていました。
が、再び出てきたので、特典として(こんなものが特典になるのかはおいといて)お付けしようと思います。


ただ、冷やかしでなく、
ここを使ってくださるかたに差し上げたいので、2000円以上お買い上げの方に、ということにします。


ただのシールとは知りながら、眺めているとなんとなく懐かしく、いとおしい気持ちになります。
もう作っていないですしね。


そういえば、窓の外の看板だけを残して立ち退いたあの部屋、新しいテナントは入ったのでしょうか。
今週末から東京へ行くので、時間があればちょっと覗いてみたいと思います。


さて、今日の新入荷は二点ですが、
久しぶりに佐野さんが(新しい仕事の合間を縫って)書いてくださったので、ご紹介します。




ARALIAEDULISS / TONES FOR THE DEADLINE
http://www.sunrain-records.com/catalog-2793.html

音楽/アートや音という現象について思考し、実践的/実験的にそれに基づく作品を創り出すアーティストに注目してゆく"という理念のもと設立されたレーベル「Kawaranoriya」からの第一弾リリースは、電子/電気音楽家「ARALIAEDULISS」による、4曲入り44分31秒のサウンドスケープ


心に呼びかける深遠なるサウンドの塊、とでも言えば良いのでしょうか。録音可能なCD/DVDプレーヤーとPC/オーディオインターフェース間で、電気信号を循環させることによって発生するフィードバック音をサンプリングソースにして制作されたDEEP MINIMALサウンドは小さいボリュームで聞いていると環境音楽のような、周りの景色にとけ込む優しい音を奏でていますが、大音量で再生するとまるで、地震が発生するときの地響きと海底で聞こえる外界の音をミックスさせたような、脳みそと心臓を鷲掴みにされるような、激音に、魂を揺さぶられます。ブライアン*イーノ、フィリップ*グラス〜DEADBEAT、RHYTHM & SOUNDファンまでお薦めできる深い深い作品です。 (佐野)




Yasuhiro Ohara / TWIST.01
http://www.sunrain-records.com/catalog-2794.html

ダンスカルチャー誌REMIXなどでカメラマンとして活躍する小原泰広君が自主制作した完全DIYフォトジンの第一弾!
なんと今回はエレクトロ*ハードコア*スカム*パンクバンド2MUCH CREWのライブ写真だけで構成されています。

小原君の切り取る一瞬一瞬はとにかく、すべてが瑞々しく猥雑な世界の中のひとひらのきらめきが凝縮されまくっていて、写真の中からフィードバックノイズの轟音が完全に聞こえてきます。ダンスミュージック、ハードコアパンク、というアンダーグラウンドミュージックカルチャーの生の現場の姿がたくさん詰まった素晴らしい写真集です。 (佐野)



今日はサンレイン倉庫の1F、live house NANOは貸切イベントのようです。
楽屋(倉庫と同じ階、隣の部屋)では「カントリー・ロード」日本語版の練習中。
聴いているうちに家に帰りたくなってきました。そろそろ今日は店じまい・・