風邪を引いてしまったらしく、半日ほど寝込んでいました。
選挙にはなんとか間に合ったのですが・・


さて、今日はサンレインでの取り扱いがない作品をご紹介します。

http://www.kbs-kyoto.co.jp/contents/report/archives/2010/06/kbscdbox.htm


KBS京都が監修した「京都フォーク・デイズ〜ラジオで聴いた青春の歌〜」というBOX SET。
これ、名前は正直どうかと思ったりもするのですが・・・


当時、発売中止となった「イムジン河」や、KBSアナウンサーだった山崎弘士さんの曲などを収録。そして目玉は「ザ・フォーク・クルセダーズ」解散コンサートをKBSが録音していた、という音源!!「テープの収録時間の関係で、コンサートの途中までしか収録されていない」というエピソードが、なんとも生々しいです。


KBS京都の局内には、大友良英さんの番組を企画したり、番組内で京都のアマチュアミュージシャンや音楽人を数珠つなぎで紹介してゆくコーナーを設けたり、面白い試みをなさっている社員さんが何人もいらっしゃいます。「KBS京都監修」というより、局内のフォーク好きが「こんなのもありました!」と紹介したい曲をああだこうだ言いながら選んだ、というほうが正しいのだと思いますが、だからこそ信頼できるのではないか、と。


そして、なによりラジオ局というメディアが、自分の中に蓄積されたアーカイヴを発信してくれる、ということは大変貴重なのではないでしょうか。


余談ですが、こないだギターを抱えてタクシーに乗ったら(個人タクシーでした)、運転手さんがいろいろとお話をしてくださって、きたやまおさむ氏が京都御所で練習をしていたのだ、ということまでうかがいました。ひとに歴史ありといいますか、街に歴史ありといいますか、それ以来ストリートライブの若者たちのうたにも、注意して耳をかたむけるようになりました。