山本達久vol.27

今月から新入スタッフが実は入りますー
一人は埋火で無垢なvoを聴かせる見汐麻衣さん!もう一人は京都でボロフェスタを共同主宰したり、自身の音楽では、くるりに絶賛されるなど、満を持して東京に出て来られたばかりのゆーきゃん!
この方々がSunrainRecordsのNewStaffでございますー。6月はたまに出てますがほとんど研修で、7月からがっつりってことになると思います。お見知りおきを〜

あと8月なんですが、自主企画をやるので、告知だけさせてください



08/8/25Mon@渋谷LUSH
「3MANSELLS」btl.2
adv2500yen/day2800yen 18:30open/19:00start

  • LIVE-

◆プラマイゼロ(勝井祐二elecvln + marron a.k.a. dubmarronics(gt&effects) + 山本達久dr)
◆Destorio(村上巨樹gt/原田仁ba(f:ROVO)/進揚一郎dr(f:optrum))
neohachi(lily(詩吟)+elly(syn/synba))+西井睦per(旅団)+元太didgeridoo,syn(旅団)+千住宗臣dr(PARA/VOOREDOMS)

  • DJ-

daichi(ex.soft) from Based On Kyoto




それではオススメ商品!!


ナスノミツル/前編1998年10月−1999年3月

東京の最も先鋭的なシーンのトップ・ベーシスト、別名・グルーヴ・マスター、ナスノミツルの初リーダー・アルバム。録音はタイトルが示すように、1998年〜1999年に行われている。うち2曲(3曲目と4曲目)は “Improvised Music from Japan”10枚組BOXに既に収録されており、本作はいわばその完全版である。ようやく日の目を見ることになったこの完全版は、スタジオでの実験的な音作りが中核をなすも、その奥底にはある種の柔らかさ・優しさ・ユーモアが感じられる非常に希有な作品である。各々のセッションごとに異なるメンツの強烈な個性にも注目されたい。最後のボーナストラック(+1)は次作を暗示するデモ録音。
参加ミュージシャン:鬼怒無月(g)、大友良英(turntable)、益子樹(organ, etc.)、益子ふみえ(vo.)、サム・ベネット(wave drum)、磯田収(g, vo.)芳垣安洋(drum, perc.)、田中悠美子義太夫三味線, vo.)、南方美智子(kbd.)、沼田順(noise)。
ナスノミツル・プロフィール
ベーシストとして現在以下のグループで演奏。アルタード・ステイツ(with 内橋和久、芳垣安洋)、是巨人(with 吉田達也鬼怒無月)、ウンベルテイポ・トリオ(with 今堀恒雄佐野康夫)、ザ・ワールド・ヘリテッジ(with 吉田達也鬼怒無月山本精一勝井祐二)、バッド・ノイド(鬼怒無月)etc.
(発売元のdoubtmusicより)


ナスノさんとは、去年の3月にアルタードで山口に来られたときに知り合って、定期的にsessionさせてもらったり、midiguitarの井上君とzggzag!!!ってユニットでライブしたり、el-maloAxSxEさん絡みのレコーディングで色々ご一緒させて頂いてますが、なんとここにきて満を持してのCD発売!しかもdoubtmusic!嬉しかったですねー。
肝心の音は、ベーシストのsoloアルバムなのにベースをあんまり弾いてない!しかも歌っている。想像していたよりもっともっとPOPでした。が、実験精神も旺盛で、特筆すべきは、大友さんがタンテで参加している点とROVOの益子さんの奥方が参加されている点とdoubtmusic社長の沼田さんが参加されいる点。この3方が一気に参加してるCDを探すのは大変ですな。しかも録音が9年前。ちょっとビックリするくらい先鋭的です。全編アシッドテイスト。



そして、店にはないけど、店でずっとかけてるくらいオススメなCD!


MICHAEL BAIRD / Gongs & Bells

2002年作!
アフリカン・フィールド・レコーディングの名作シリーズ、ヒュー・トレイシーの復刻をやってるオランダSWPのプロデューサーMICHAEL BAIRDの2002年作。昨年リリースされたCDがサイケデリック幽玄的なアフロジャズですばらしかったのですが、こちらはさらにディープ。チベタンベル,バンブージャワや日本,カウベルや教会の鐘などなどさまざまな鐘を使ったソロ・アルバム。(販売元より)


こないだtourで京都に行った時に、京都のプログレJAMバンドのsoftというBANDのドラマー、PON2さんが経営するてんつくというアーティストの持ち込みによるセレクトショップで見つけて買いました。PON2さんは、マニアックだと言ってましたが、いやいやいやいや、素晴らしいアンビエント作品でした。鐘の音だけのアンサンブルはガムランでもなく、スチールパンによるカリブ音楽でもなく、チベタンベルによる密教音楽でもなく、新鮮でした。
この人の1個前のアルバムも凄まじく変なプログレ民族音楽で、色んな場面が見えます。



山本達久