高円寺の空

梅雨とは思えないいい天気、そして暑い!
こんな日は遊びに行きたいです。中央線の果ての果てまで行きたいです。


昨日は「おとぎ話のボーカル有馬君を中心に公募で集まった25人が一斉におとぎ話の曲を演奏する」という企画バンド(?)その名も「有馬和樹オーケストラ」の初リハーサルに参加して来ました。
昨日集まったのは18人。有馬君が歌い、アコースティックギターが9人、ドラムが2人、ピアニカ、リコーダー、オカリナ、コンガ、タンバリン、僕は銅鑼を叩きます。大田区の区民センターにあるとても綺麗で広いスタジオ(バンドマンの皆さん、ここは穴場ですよ)で、輪になって練習しました。


バンド経験者、そうでない人、とにかく配られた歌詞とコードを見ながら、「じゃあやってみよっか」という有馬座長の一声のもと、おもむろに演奏をはじめます。ギターはほぼ全員がコードストロークのみ。上モノ、鳴りモノは何も決め事なし。ドラムにいたっては一台のドラムセットを二人で叩く。これを全員で熱唱(もちろんマイクは無し)しながら、延々と5時間近く繰り返す様は、これがおかしいのか真剣なのかも分からなくなるくらい異様な光景です。


おとぎ話の曲は、GS〜フォークロックの色も滲む、とにかく良質なうたものです。でも、このメンバーで奏でられるおとぎ話は、狂いすぎたペンギンカフェというべきか、とにかく無邪気でローファイでぶっ壊れてて、なんだかマヘルみたいだ!と思う瞬間が何度もありました。

とりわけ、25人で足踏みをしながら同じリフを延々と繰り返すというアレンジが誕生したときには、思わず鳥肌が立ちました。


このバンドは27日のLUSH、コドモアーズの企画に出るのでぜひ観に来てください。HOMEで一番目にやります。



音楽が生まれる瞬間が、好きです。
この店にはそういう瞬間をパッケージした作品がたくさんあって、それらに出会ったり囲まれたり誰かに勧めたりできるのをとてもしく思います。


今日はとくに事件がないので思わず個人的な日記みたいになってしまいました。
ECDの最近のリハーサル、リミエキとドッドドのスプリット、いいですよ。このあと僕も買おうと思います。リピート必至です。


ゆーきゃん