郷愁
今日、自分で自分のCDを売りました。
あら恋meetsゆーきゃんの音源は自分で段ボールを切って、色を塗ってるんですが、
お客さんに「これ手作りですか?」と聞かれて何気なく「僕が作りました」と答えると、
「え、本人ですか?」
驚かれました。
恥ずかしかったです。
19:30ごろ来店されたお客さんは、FLUIDを買ってくださいました。
特典のDVDを袋に入れるときに「これは京都にあるアバンギルドってところでのライブで、ウチだけのおまけなんです」と説明しようとしたところ、
「こないだまで京都に住んでました」という答え。
今日は、家探しだったのだということ。
高円寺に住みたいと思ったけど、家賃が高くて無理だった、と話してくださいました。
その気持ちわかります。この街は何故こんなに京都と同じニオイがするんでしょうね、お客さん?
僕らにとっては杉並区というより左京区と言った方が、しっくりきませんか。東京都左京区高円寺。
荻窪のほうへ行くとまたすこし変わって、大阪っぽくなる気がします。
関西出身のミュージシャンがこぞって中央線沿いに住みたがる気持ち。郷愁ですね。
そんなこんなで今日は、ゆーきゃんmeetsあらかじめ決められた恋人たちへ→FLUID→ゆーきゃん→TORICOと販売しました(もちろんそれだけではないですが)。
街の空気と音楽が呼応し合っているのでしょうか。
今日のおすすめ
ルミナスオレンジ / Sakura Swirl
\2,310- / LABEL:Navigation / CD - 国内
ルミナスオレンジがNYのレーベルMusic Related(トクマル君も出してたはず)からリリースした作品の日本盤です。
一聴、キラキラで甘酸っぱいのですが、どこか非現実で、たとえばタイトルどおりの桜が舞い散る様子(きっと夜桜です)や、さらには青い深い海がゆっくりと波打つ様子や、そういう画面がテレビで移り変わっていって・・僕らは暗い部屋でただじっと見ている、そして吸い込まれてしまいそうになる、そんな気分になることがあります。
アヒトイナザワや中尾憲太郎の参加で話題になりましたが、なんといっても驚きはイアン・マスターズ(ex.Pale Saints)。メインボーカルをとる曲もあります。
違和感なくルミナスの音に溶け込んでいるので、吉田さんに「これ、イアン・マスターズだよ」と教えてもらうまで気付きませんでした。
ちなみに彼がニ年前大阪・十三に住んでいた!と言っても誰も信じてくれません。