コレヒコです〜。

こんにちは〜、コレヒコです。
今日もイレギュラーで日曜日出勤です。みんなライブで僕しか出勤できなかったんです〜。


あの〜、エンドレスに続いちゃいそうですが、さらに吉田さんへの回答を試みてもいいっすか(笑)??
えっとですね〜、日本人は輸入文化を加工してオリジナルにするのがうまいってことなんですが、僕もたしかにそういう傾向はあるのかなって思うんです。んで、重要なポイントは最後の「オリジナルにする」ってところだと思うんです。たまに最後のオリジナルにするっていうところを抜かして、ただ「日本人は模倣するのがうまい」って解釈しちゃう人がいるけど、それは違うと思う。あの〜、というのもですね、それが分かったのが海外ツアーに行き出してからなんですが。向こうのライブではこっちでは名前も聞いたことないようなバンドとやったりするんですが、もうね〜「まんまタダの模倣やんけ〜」って思うバンドめちゃめちゃいますよ。例えば日本のバンドがアメリカのバンドを模倣しようとしても、土壌や言語やリズム感が違うからどうしても完璧に模倣できない。でもね、アメリカのバンドがアメリカのバンドを模倣した時って、もう本当にそのまんまになっちゃうんすよ。だからオリジナリティっていう意味じゃ日本の方がぜんぜん上なんじゃないかって思っちゃうくらいで。って、これ、吉田さんへの回答にはなってないっすね(笑)。回答というか同じこと言ってるから付け加えというか、ただの余談です、すみません。


↓ちなみにこれ、先々週の水曜日にスケボーしてる時に遭遇した蝉の脱皮シーン。凄かった!!


あの〜あとですね〜僕、最近また哲学に凝りはじめてるんですよ〜。またっていうのは、何年か前に音楽をやめて哲学のお勉強に2、3年費やしてた時期があったからなんですが。その頃はずっと「<私>とは何か」ってところから始まって、世界の在り方とかそういうのをずっと考えてましてて。これがね〜考え出すと面白くて止まんなくなるんですよ。えっと、突然ですけど、ちょっと哲学小話してもいいですか(笑)?すんません。
あの〜、その<私>ってヤツなんですが、これがね〜、<世界>の在り方と密接に関係してるんですよ。例えばですね、僕は阿部薫が好きで、阿部薫に関する色んなイメージを持ってるワケじゃないですか?サックスがカッコいいとか、ハーモニカもいいとか、メチャメチャ頻繁に吹いてたとか、お客さんを殴ったとか、ドラッグが好きでオーバードーズで死んだとか、たくさん知ってるワケですよ。でもね、そういう僕が心に抱いている阿部薫のイメージと現実の阿部薫とは多少ギャップもあるだろうっていう風にも僕は思ってるワケなんです。つまり僕は僕の心の中の「阿部薫のイメージ」っていうのとは別に、僕の心の外の「現実の阿部薫」っていうのも認めてるんです。んで、重要なのはですね、その心の外の「現実の阿部薫」っていう存在を認めているのが僕だってことなんです。つまり僕はですね、僕の「心の中」も「心の外」も僕が両方認めてるんですよ。ってことは、僕の「心の中」も「心の外」も両方ある意味で僕の「心の中」で存在してることになる。なぜなら「僕の心の中で思ってるコトとは別に心の外の世界っていうのもある」って思ってるのも僕の心の中の出来事だから。これは決して、僕の心の外の「現実の阿部薫」なんてないって言ってるワケじゃないんですよ(哲学用語で言うと、独我論を主張したいワケじゃない)。結局「心の外の世界」っていうのを最終的に肯定するのは僕だってことなんです。逆に言うと、僕が本当に想像もできない世界っていうのは、僕は想像すらできないんだからその存在に気付いてもいないし肯定することもできないし、それを語ることすらできない。っていうことはですね、物凄く安直な言い方をすると、<世界>のすべてはある意味で僕が作ってるようなもんなんですよ。阿部薫も目の前の机も科学理論もブラックホールも他人の心も<世界>のありとあらゆるものは、ある意味で僕の心の中の出来事なんですよ。そういう意味で<私>っていうのと<世界>っていうのは実はイコールで結ばれてるっていう。


どう?どう?どう?どうっすか?こういうの、どうっすか?
正直考えるのめんどくさいって感じ??ただの屁理屈やんけって感じっすか??もうですね、僕の周りの友達は僕が哲学の話を始めると「うわ〜また哲学の話が始まった。話題変えようゼ〜」って感じになってまして、誰も相手にしてくれないというか(笑)。誰かこういうの好きな人いません(笑)?ちなみに今僕は意味論とか心身問題とかにもスゴク興味が出てきてるんですが。誰か好きな人が居たら是非水曜日のサンレインにですね、よろしくです。てか、チーム名変えて「反戦哲学スケートソサイエティ」にしよっか?もう意味が分からんくなっとるけど。



さあ、長くなりましたが、今日のレコメンドです。
今日は待ちにまったJOHNS TOWN ALOHAのEP!!!!!

BREAKfASTを脱退し、現NERVSのベースでもあるNAGASAKI NIGHTMARE氏っていうか岡さんを中心に結成された注目のバンドJOHNS TOWN ALOHAの初音源がEPでリリース!!他メンバーのキャリアも驚愕!ギター:MATSU (ex. EXCLAIM/THE日本脳炎)、ギター:ITO (ex.NIAGARA33/THE BITE)、ドラム:DEVI (ex.EXCLAIM/THE BITE)!!危うく回転数を間違えそうになるスピード感と、ノイズコアの攻撃性を最大限に発揮したサウンド。初めてライブを観た時から岡さんの声カッコいいなぁと思っていたが、やはりイイ!!そして、岡さんの出身が長崎であることから、「被爆者シティ」なんて曲名にもドキっとさせられたり。何も考えずにストレートにカッコいいと思える音源って実はナカナカないと思うんですが、この音源はまさにそれ。ハードコアのコアたる部分が十二分に発揮されてるから、ハードコア系はあんまり聴いたことないって方にもまずオススメしたい一つ。名盤だと思います。

というワケで、またまた〜!