いちにちカウンターの中にいると

お店の近所に住んでいるインダストリアル・ノイズバンド「ドブラノツ」の二人が来店。

11月2日にLUSHで企画しているイベントのフライヤーを持ってきてくれました。

半ば伝説化している前身バンド「ピロティ」の時代から
ずっとベアーズで独自の音楽を構築してきた彼らも今年から東京在住。
初企画は超個性的なブッキングです。

サンレインに集まってくるフライヤーをみるだけでも
毎週末ごとに東京中で面白いイベントが行われているんだなーと思います。


さて今日の入荷は、これ。

三角みづ紀 / 錯覚しなければ
\2,300- / GOODS/BOOKS

とにかく平易なことばたちがコンテンポラリーダンスを踊るような豊かな表現力で、
読み進めるうちに一つ一つの詩が与える戦慄と痛みがそのままおだやかな呼吸に変わっていくような、
そんな不思議な詩集です。

三角さんが参加していらっしゃる「パンチライン」「少女症」「眩暈」といった同人誌(「眩暈」は書家の川尾朋子さんとのコラボレーション作品です)も同時入荷しました。こちらは300円、500円といったリーズナブルな値段ですので、どうぞ手にとってみてください。


あと今日ステキだなと思ったのは、明日O-nestに来る+/-(plus/minus)の予習をしにいらっしゃったお客さんが居はったことです。
カウンターに座って、これまでにリリースされている何枚かのCDを聴いていってくださいました。
こういう使い方は、レコ屋冥利に尽きる気がします。ありがとうございましたー。