コレヒコです。

あらあら。みんな下ネタ好きですね〜(笑)。
んじゃ、今日はポルノスターへの道のりでも少し書きますか(笑)。

えっとですね〜、僕は高校生の時に地元福岡のライブに行きまくってたんですが、ライブを見終わると終電がなくなってるってことがほとんどで、しょっちゅうポルノ映画館で始発待ちをしていたんです。んで、そのポルノ映画館ってのがスッゴイ空間で、浮浪者と同性愛者と娼婦と変態夫婦などなどが計10名くらい薄暗い小さな映画館の中でコミュニケーションを取り合ってて、僕も次第に彼ら彼女らと仲良くなったりしてまして(ちなみにこの時僕はフラミンゴ好きの童貞・高校一年生笑)。んで、基本的に誰も映画を見てないんですね(笑)。でもそんな映画たちの中にですね、僕には涙が出るくらい感動する映画ってのがチラホラあって。特に荒木太郎っていう監督の作品は群を抜いて素晴らしく、僕は一発で荒木太郎氏のファンになっちゃいまして。例えば、覗きをしないと興奮できない男を描いた作品などでは、覗きじゃないと興奮できないことに悩んだ男が最終的にずっと箱の中で生活して、箱の中から自分の妻を見て泣きながらナニをするとか(笑)。そういう倒錯した愛が異常なテンションで描かれていて、荒木氏の映画表現に対する真摯な態度がヒリヒリ伝わって来まして。
あの〜、基本的にポルノ映画ってのは、普通に映画作るのは莫大な資本が必要だから、ポルノっていう枠の中で自分の作りたい映画を作ってるっていう方がほとんどみたいで。実際にポルノ映画制作に関わってて喰っていけてる方はごく一部だそうです。助監督でさえ他にバイトしながらポルノやってるって言ってましたから。要はインディーズ音楽シーンと似たような感覚を持ってる人たちなワケです。んで、中には荒木氏のようにメチャメチャ良い映画を作っていながら、実際映画館の中では誰も見てなかったり、っていうそういう状況に胸が締め付けられるような気分になったりしまして。僕はポルノ映画館に行くのが毎回楽しみになり、まあ、学校に友達が居なかったっていうだけの話ですが(笑)。
そんなこんなで時が過ぎ、バンドのライブとポルノ映画監督のトークライブを一緒にやるっていうイベントで荒木太郎監督とご一緒する機会ができまして(ちなみに福岡の名物イベント・博多NO WAVEです)。ただライブの時はそんなに荒木氏とお話する時間もあまりなかったんですが、ライブ終わって3日くらい経ってからですかね、いきなり荒木氏から電話かかって来まして「ビックリするかもしれませんが、ポルノに出てみませんか?」と。んなもんビックリするに決まっとるわい!って感じだったんですが(笑)。だいぶ悩んだあげく、大好きな監督ってこともあり、<演技は一切できない>ってことを条件に出演させてもらうことになりまして。
で、こっからの撮影がマジで大変だったんですよ〜。前バリが痛かった話とか面白い撮影秘話がたくさんあるんすけど(笑)。ちょっと長くなりそうだし、もう時間もアレなんで、また次回にしますか。って、もう書かなくていいかな(笑)??まあまあ、またいつか。

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