新山本達久vol.5

春ですねー。Sunrainのblog読んでる人にも是非遊びに来て欲しいイベントがあります!


3/20Fri@早稲田sabaco
千住宗臣×山本達久solo&duo&DJ〕
19:30open/20:00start Ticket2000yen(1drink付)

LIVE:
千住宗臣SyntheDrumSolo
山本達久AcousticTechno&AmbientSolo
千住宗臣×山本達久duo

DJ:
千住宗臣(FreeStyle)
山本達久(EnigmaticMinimal)

千住宗臣(PARA/ウリチパン郡/COMBOPIANO/ex.V∞REDOMS)
2006年よりBOREDOMS a.k.a V∞REDOMSに加入。2008年6月脱退。また山本精一率いるPARAのメンバーとしても活躍中。
他にもEYEとのDuoユニットEYETHOUSANDTENやデビット・シルヴィアンのサポートを勤めた渡辺琢磨のCOMBOPIANO、坂本龍一やUAなどから絶賛されている ウリチパン郡への参加や原田郁子のSOLOアルバム<ケモノと魔法>、青柳拓次(Little Creatures)・大野由美子(Buffalo daughter)・藤乃家舞などとUAのアルバムに参加sigh boat<内田也哉子鈴木正人・渡辺琢磨>へのレコーディング、ライブへの参加の他、石橋英子×アチコのREMIX、ISSEY MIYAKEのファッションショーやホームページにてドラムソロが使用されるなど若手を代表するドラマーとしてレコーディングからアーティストサポートなど多岐にわたり活躍している。


山本達久(NATSUMEN/neohachi3/&many sessions)
1982年10月25日生。純アコースティック非エレクトリックドラマー。
2003年、一楽儀光(ドラびでお)とのツインドラムハードスカムコアバンド「香港男祭」でRUINS、ガロリンズと共に韓国Tourを敢行。賞賛と叱責を同時に浴びる。時期を同じく、佐々木匡士、倉地久美夫trio(菊地成孔sax/山内桂sax)など、唯一無二の歌い手との共演を重ねる。その時期から、山本精一、内橋和久、知久寿焼(e xたま)、灰野敬二などなど数々のミュージシャンと多数セッションを敢行。同時にZu(ITA)、LightningBolt(US)、triosk(AUS)、HansReichel(GEL)、GianniGebbia(ITA)、RogerTurner(UK)など、来日アーティストのTourサポート、他多数にわたるイベントのオーガナイズも山口bar印度洋でこなす。
現在は、石橋英子(石橋英子×アチコ/PANICSMILE/他)とのduoや、ナスノミツル、井上経康とのtrio「zggzag!!!」、勝井祐二marronとの「プラマイゼロ」他、自身のセッションユニット「tanta」や、「el-malo」柚木隆一郎solo音源へのレコーディング、2008年度芥川賞作家であり、歌手でもある「川上未映子」BANDへの参加、最近ではAxSxE率いる「NATSUMEN」のメンバーでもある等、数々のプロジェクトに参加、企画し、都内を中心に活動。



プロフは上記の通り、20代オルタナティブ世代では群を抜いて色々活動している千住くんと僕のガチンコというか二人で、ソロもDJもduoもやっちゃおうという企画です。千住soloはシンセをドラムでトリガーするスペースシンセドラム、僕のsoloはアコースティック楽器のみでアフリカンポリリズムとミニマルがウワモノのテクノ&アンビエントサウンドプロセッシングsoloを、duoでは聴き流せるダンスミュージックを二人でやったりと色々やります。DJも千住くんは現代音楽や現地録音物の民俗音楽、ジャンクな素材を3枚がけすることによってウリチパン郡やPARAでやっているようなPOPなものに変えるという面白い手法で、僕はミニマル3枚がけ+αという不思議なミニマルとかかけます。お安いですし、是非是非!




オススメ商品!



El Negro & Robby/オントゥ・ザ・ストリート(スティル・アット・ザ・サード・ワールド・ウォー)

NY最強のダブルドラムユニット、オラシオ・エル・ネグロ・エルナンデスとロビー・アミーンによる「エル・ネグロ&ロビー」の2nd アルバム!

ハイになっちゃいますよ、これ!
1曲目。いきなり聞こえる♪ティンバティンバレ・ティンバティンバレ・・・というフレーズはまさに、彼らが創り上げる異次元空間への“呪文”か? なんだか妙に頭の中でグルグル回ってるな・・・と思ったときにはもう、まったく別の世界にワープしてしまった自分がいる。そうなったらあとは、ただ、ひたひたと押し寄せるリズムの波に身をまかせるのみだ。怒涛のように強烈で、しなやかで、自由自在に伸び縮みするリズム・・・ときには立ち止まったかと見せて実はこっそり向こうの方を歩いていたり・・・かと思えばそっと後ろにまわりこんでクイクイッと腰を揺らしてくれてたり・・・。さまざまな音の断片たちが立ち現われ、ゴキゲンなソロが入れ替わり立ち代り登場し、心地良いコーラスが空気を満たし・・・そしてリズムの波が、つねに前へ前へ、上へ上へとからだを押し上げる。これぞ、四次元感覚か・・・???
 ディープ・ルンバでおなじみのふたりの超絶ドラマー=オラシオ・エル・ネグロ・エルナンデスとロビー・アミーンによるニュー・アルバム『オントゥ・ザ・ストリート(スティル・アット・ザ・ワールド・ウォー・スリー)』である。ジョン・ビーズリー(p/kb)、ブライアン・リンチ(tp)、ジョスバニー・テリー(sax)、カルロス・デル・プエルト(b)、ペドロ・マルティネス(per)というメンバーを核に、男女のヴォーカル、リッチー・フローレス(per)ほかの凄腕ゲストを迎え、ルンバ、サルサ、ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ロック・・・とさまざまな音楽を貪欲に飲み込んだこのバンドは、あくまでもドラマーふたりが中心となっているだけあって、ときに拡散し過ぎるきらいのあるディープ・ルンバとはまたひと味違ったシャープな一気呵成の勢いで聴く者を渦の中に巻き込んでいくのだ。打ち込みよりも正確無比な(マジで!)ふたりのドラミングは、ただただ「凄い!」のひとこと。でも、それよりなにより、ちゃんと“バンドの音”に仕上がってるのが素晴らしい!!


僕はオラシオの大ファンでして、SunrainでCDを買って頂いている方には、坪口昌恭さん&菊池成孔さんによる東京ザヴィヌルバッハで客演してるキューバンドラマーと言えばわかる人もいると思うのですが、そのオラシオと盟友ロビーがガプガプまぐわった濃厚パーカス&ドラムアルバムなわけです。二人ともキップ・ハンラハン率いるディープルンバでツインドラムとして屋台骨を支える超絶リズミックミュージシャンなんですが、ディープルンバには3台目のドラムが用意されていて、ライブに乱入可能だったりして、レッチリのチャド・スミスとトリプルドラムとかやってたりするんですよ。期待通りのCD買ったら、やっぱり期待通りだったなって思うじゃないですか?このCDがその期待を見事に色んな意味で裏切ってくれますよ。ラテン、サンバ、レアグルーヴとかディープハウスとかかけるDJにもオススメです。


山本達久


遅番の佐野です

今日はずいぶん暖かかったですね

早く花見がしたいっす

乱れ咲く桜の下で大騒ぎがしたいっす

で、そんなデロンデロンに酩酊しているときに更に酩酊しちゃいそうなMIX CDを今日はオススメします


VIZZA CASH MONEY / KING OF HERRING

BLACK SMOKERが送り出す新人VIZZA CASH MONEYによるダッブダブなMIX CD。

ニュー・ルーツ、ミニマル・ダブからアフロなダブとあらゆる種類のダブが変幻自在に顔を出しては消えてゆくこの作品は聴いているとありとあらゆる色が頭の中をめぐって行きます。

最初から最後まで一貫してスモーキー。

低音から低音へ紡いでゆくミックススキルは正に極上。

紫の煙がよく似合うこの作品は涅槃の旅のお供に最適ですよ。




佐野ヒロシ