徐々に秋

遅ゆーきゃんです。


本日、早番の予定だった達久・体調不良でダウンのため、5時過ぎからの開店となりました。
それまでにご来店くださっていたかた、申し訳ありません。


しかし季節の変わり目は体調くずしやすいですね。
(朝昼の寒暖の差の大きさは、京都に比べればまだ東京のほうがましだとは思いますが)
皆さんもお気をつけください。



先日吉田さんがDAVID BAZANの新譜について書いておられましたが、
うちではこれも隣に並べてます。

OWEN / NEW LEAVES
http://www.sunrain-records.com/catalog-2453.html


OWENは昔から好きで好きでずーっと聴いていたんですが、
ある日、ツタヤのBGMでたまたま耳にした「とうきょうにもーあったんだー」という曲が、
初期の頃のこのひとに似ている!と思い、なぜかめちゃくちゃ興奮した覚えがあります。

音の定位というか、ヴォーカルの前面への押し出し方というか、
J-POPの世界でも、自分の声が好きすぎるとこんなに「音響的」なプロダクションになるんだ!と耳からウロコだったのです
。それ以来これは自分のなかで(分かる人にしか話せないけれど)「すごい発見」であり続けていました・

が、サンレインに入りたての頃、佐野さんとミシオさんに「ティム・キンセラと福山の共通点!」についてYOUTUBE等も交えて熱弁をふるったところ、"わかるような気もするけど・・・なぜそんなに力説?"というコメントでふと我に返りました。


さて、この新譜はヴォーカリゼーションもぐっと穏やかで、
味のあるアレンジ、抑揚のきいたバンドサウンドのなかに「声」が自然におさまっており、とても心地よいです。
円熟味、というのはこういうことをいうのでしょうか。ああ、歳をとるということは、音楽にとってもよいことなんだなあとしみじみ。


また来日しないかな。できればバンドで来て欲しいです。
トクマル君とディスチャーミングマンの3マンとか、観てみたいと思います。