山本&見汐のデカメロン伝説vol.205

今日は会話形式でお送りします。
テーマ「お金」

見汐(以下M):達久くんは最近いつも「お金ほしい。。」と悶絶しとるけど、額の問題なん?じゃなくて、対価として、お金が欲しいの?

たつひさ(以下T):もちろん、対価としてのお金なんだけども、ギャラにしても、チャージバックや保証、もちろん、ノルマというシステムも日本にはあるわけで、要は、音楽に対する評価としてのお金じゃなくて、人間見て額を決めたりしてるなと思うことは多々あります。それって一種の宗教と思いませんか、みしおさん。音楽が宗教性を帯びることがほんとに嫌で、即興演奏ばかりしてるところがあるんですが、みしおさんはどうですか?なんでBANDして、ノルマ制や保証制と戦ってるんですか?

M:人間見て額を決めたりしてるなと思うことは多々あります。ってくだりは私もふと思ったりする。
なんていうんやろうか、例えば、音楽だけで評価されないのが音楽やと思うところもあるけど、(結局はその人がやってること、人間力に繋がると思うから。)以前、テレヴィジョンが嫌いな友人に、名前をふせてテレヴィジョンの曲を聴かせたら「この曲めっちゃいい!やばい!だれ?」と言われたとき、愕然としたことがあって、結局、先入観てものが先に在ると、音楽そのものが放つ良さみたいなもんが、本当は真っ先に来て欲しいけど、後回しになるんかなぁって思った出来事やって、話しそれたけど、
宗教性っていうのんは自分の身近なバンドや音楽やってる人にはあんまし感じることはないなぁ。ノルマや保証制度はあっていいと私は思うしなぁ。ただ、私自身はノルマ、保証等のあるブッキングというものには出演してないですが。。

T:結局、お客さんがCD買ってくれて、ライブをお金払って見に来てくれて、もしくは自分の音楽が好きで経済的なところを全面的にバックアップしてくれる所謂パトロンみたいな人がいてとかで、ミュージシャンの生計は成り立っているわけですが、それ自体が既に宗教的だというのは、もう抗えないわけです。上で、宗教性を帯びるのがほんとに嫌と書きましたが、結局そういう風にして生活させてもらってる以上、嫌なことしてお金を貰ってることになるかと言うと、決してそんなことはない。なんなんすかね、このモヤモヤは〜?

M:達久くん、もうすぐ棚卸しが始まるから続きは今度や。

T:モヤモヤします。


というわけでこの2人が一緒にシフトに入るときに続きがあるかもしれません。