正月七日、最終日

きょう18きっぷで東京へ向かおうと思っていたのですが、
ちょうどあす新代田のFEVERでのレコ発ライブに向かう、キツネの嫁入りが車に便乗させてくれるというので、今夜出発となりました。


通販作業をちょっとでもスムースにできるように、倉庫の整理をしてみたのですが、段ボールがあまりに多く、結局あまり片付かず…
高円寺時代にはミシオさんという、神業のような片付けの腕前を誇るスタッフがいてくれたので楽でした。物を整理するというのは、ある種の才能なのだと思います。


あすは、サンレインのウェブ管理をしてくれているいけしゅーさんに会ってきます。ホームページも高円寺仕様のままなので、そろそろ変えないといけません。


そのあとリハをして、で、これに顔を出そうと思っています。


10.01.08 (Fri)
henrytennis「R.U.R.」TOUR FINAL & キツネの嫁入り「いつも通りの世界の終わり。」 RELEASE PARTY

ACT:
henrytennis
キツネの嫁入り(from Kyoto)
fresh!
石橋英子×アチコ
オワリカラ
thermo

OPEN 18:00 / START 18:30
ADV ¥2000 (+1drink) / DOOR ¥2500 (+1drink)
Lコード:70350


よいイベントですね。


キツネの嫁入りの新譜「いつも通りの世界の終り。」については、商品紹介で書いたレビューをもう一度載せておきます。

2006年から京都にて活動を始め、独自のスタンスを保ちながらその人柄と個性豊かな音楽性によって、たくさんのミュージシャン/音楽好きから支持を集めているキツネの嫁入りが、待望のファーストアルバムをリリース。
オリエンタルな情緒をかもし出しながら、けっして「雰囲気系」で終わらないプログレッシブな展開の楽曲とやさぐれたヴォーカリゼーション(ときどきティム・バックリイに驚くほど似ている)と、シニカルなようでいてその実鋭く人間をえぐり取った詞世界は、どんなにキャッチーなメッセージソングよりも誠実に、この思い通りにいかない世界へのプロテストソングを奏でているような気がしてなりません。トクマルシューゴ石橋英子千住宗臣といった才気溢れる音楽家からも、タテタカコのように強いコトバをぶつけるソウル・シンガーからも等しく愛される彼らの魅力が結実した、傑作デビュー盤だと思います。みなさん聴いてください。(ゆーきゃん)


http://www.sunrain-records.com/catalog-2573.html



henrytennisの「R.U.R」には、発売に際して僕もコメントを寄せました。それを転載。

henrytennisの新譜は、みずうみに似ていた。風を受けてリズミカルに立ち上がる波。朝焼けに照らされて玉虫色に染まる水面。向こう側には常緑の山並み、その手前には街。行きかう車や電車の音がかすかに聴こえだす―そんな光景。なにかの始まりを告げるような胸躍る感覚と、現実からほんの少し離れて浮遊するイメージのなかで、僕らは身も心も揺れるのだった。あの美しいみずうみを泳ぐ魚の気持ちは、こんな感じなのかもしれない。とても幸せ。(ゆーきゃん)


http://www.sunrain-records.com/catalog-2554.html