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サンレインの倉庫があるビルの一階はライブハウス(nano)でして、
今日たまたま立ち寄ったときに流れていたBGMがこれでした。
Turntable Films / Parables of Fe-Fum
http://www.sunrain-records.com/catalog-2666.html
で、店長と話していたのですが、
なんとTurntable Filmsは、このミニアルバムのリリース後、
一回のライブでCDの手売りが10枚を下ったことがないのだとか。
まあそれはバンドが持つライブ力が素晴らしい、ということに尽きるのでしょうが、
音源のことだけに触れるとしても、
こんなにも新しさと、古き良き感じと、音楽好きを唸らせる耳の早さや確かさと、
誰にでも心安らかに聴ける平易さを、しかも英語詞のままに達成している音源は、ないと思います。
ぜひ、いろんな層の音楽好きに体験してほしいです。
余談ですが、急遽週末に結婚式で歌うことになりまして、今日練習をしてきました。
SAXと二人で、この曲をやろうと思います。新郎も大好きなバンド。
いい曲です。「ジャンル無視の…とか、さまざまな影響を吸収…」
などという形容詞が新譜の発注書に踊るきょうこの頃ですが、
「パンク・ロック」を背負ってデビューしたバンドが、
いつの間にかキューバの音楽まで射程距離に入れていた、という事実にびっくりしました!
我ながらいまさらなチョイスとコメントだなあと思いつつ、
この曲を含むアルバムが1991年に発売された当時は気が付かなかった、
音楽的な冒険に触れて、耳から鱗が落ちた気がします。