■ - Sunrain Records Staff Diary

昨夜、ツアーでnanoに来ていた
シャムキャッツのライブを見ました。
すばらしかった！

4人の持つバンド感がきっちり噛みあって、
観ているほうにも実にダイレクトに曲の個性が伝わってきました。

比較できないほどにちいさなステージでしたが、
2006年に観たムーンダイダーズを彷彿とさせる「自由なポップミュージック」。
これまでの曲も「うた」をより引き立たせるように
アレンジが練り直されていたりして、はっとさせられました。

今日入荷したデモ二枚は、
半ば強奪するようにして納品してもらったCD-R作品です。
次回作（公式音源）に向けて
いろいろと画策中だということで、とても楽しみです！！

話題は変わりますが、
「後世に残したいロックバンド」というランキングが発表されたそうです。

このチャートはぼくの周囲で結構酒の肴になっています。
半ば笑いながら「上位なんてほとんど、ほんまの"ロック"バンドじゃないやんけ！！」
という声がよくあがるのですが、

個人的にはこの質問自体に

「ロック」を"後世に残したい"って、
一体どういうことなんだろう？

という、
ぼんやりとした、でも揺るがし難い違和感を覚えるのでした。

ことばの定義というのは本当に難しく、
放っておくと単語が独り歩きして（たとえば「平和」とか「自由」とか）、
それによって想像だにしなかった摩擦や軋轢が起こってゆくこともしばしばあるので、

本当はそういう"土台"としての言葉の定義を
議論をするその都度（すくなくとも「みんながこう言ってます」という話をする際には）
きちんとしておくことが大事なんだろうと思っています。

とりあえず今日は家に帰ったら、
佐野さんからもらったRCサクセションのライブCD-R
(佐野さんが学生時代にこっそりテレコで隠し録りした）を聴くつもりです！！